センター世界史Bの問題パターンNo.5
こんにちは! さぼです!🌵
これまで正誤問題、時代問題、地理問題を
紹介してきました。
今回はグラフ問題を取り扱っていきます。
では、さっそく見ていきましょう!
では、いつも通り正解発表から!
答えは①です!
今回の問題のメインは世界恐慌ですね。
たぶんみんな一度は聞いたことがある単語
だと思います。
今、コロナウイルスで各国経済が低迷しています。
一部では
「第二の世界恐慌が起きるんじゃないか?」
といわれています。
実は大学受験では時事問題に関連付けて
出題するのがよくあります。
なので、
この世界恐慌に関する問題が今年度の
センター、2次試験で
よく出題されるんじゃないかなと思います。
では解説していきます。
まず世界恐慌が起こる前の話ですが
1914年から1918年まで
第一次世界大戦が起こりました。
これにより主戦場となった
ヨーロッパは荒廃し、
産業は衰退してしまいます。
そして戦争中、工業製品を
アメリカで
製造するようになります。
そうして世界の工場はアメリカに
なっていきます。
しかし、戦争が終わりヨーロッパが
復興するとともに
世界中で工業製品や農作物が
余っていきます。
そして、ニューヨーク株式市場が
1929年10月24日に大暴落が起こります。
これが暗黒の木曜日といいます。
こうして世界的な大不況が起こります。
これにより
イギリス・フランス・アメリカ
(持てる国)は
ブロック経済を形成します。
これにより自国以外の国の製品に高い関税を
掛け、自国経済を守ろうとします。
対して
ドイツ・イタリア・日本(持たざる国)は
大規模な植民地を持っていなかったため
軍事侵略の道を進みます。
これが第2次世界大戦へと
突き進んでいきます。
そしてこの問題ですが
イギリスがブロック経済を
形成するのに開いたのが
イギリス連邦経済会議です。
この会議により
イギリスは
スターリング=ブロック
を形成します。
ちなみに
フランスのフラン=ブロック
アメリカはドル=ブロック
です。
これを機に覚えてください。
そしてグラフですが
カナダは英連邦加盟国ですので
1932年から回復して言っている
aになりますね。
グラフ問題最初は
「こんなの見たことない」
「覚えていないよ」
と思うかもしれません。
しかし、知識をしっかりつけていれば
そのグラフが何を言っているのか
が分かってきます。
ここができるようになれば
ライバルに差をつけることができるので
しっかり取り組んでいきましょう!